歴史と未来をつなぐ東京駅の美術館 | 東京ステーションギャラリー

現在の企画展

吉村芳生 超絶技巧を超えてのイメージ

吉村芳生 超絶技巧を超えて

会期:2018年11月23日(金・祝)−2019年1月20日(日)

超絶技巧?そんな単純な言葉で説明することはできません。延々と17メートルにわたって描かれた金網、1年間毎日描き続けた365枚の自画像、1文字1文字をすべて書き写した新聞紙――。吉村芳生(1950−2013)が生み出した作品は、どれも超絶リアルでありながら、見る者の度肝を抜く凄味を感じさせます。本展は東京初となる回顧展で、初期のモノトーンによる版画やドローイング、後期の色鮮やかな花の作品、生涯を通じて描き続けた自画像など、600点を超える展示品によって吉村の全貌を伝えます。ただ上手いだけの絵ではない、描くこと、生きることの意味を問い直す真摯な作品の数々を、ぜひその眼で目撃してください。

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特別企画

東京駅で建築講座2のイメージ

東京駅で建築講座 2

開催日:2019年1月25日(金)・26日(土)・27日(日)

東京ステーションギャラリーは東京駅丸の内駅舎で活動する美術館として、建築に関わるさまざまな普及活動を行なってまいりました。その一環として「東京駅で建築講座」は2018年に休館中の展示室を活用して始まりました。2回目となる今回は、当館で開催するアルヴァ・アアルト展と辰野金吾展にちなみ、5つの講座を実施します。講座を通して展覧会への理解を深め、建築の面白さを体感してください。

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今後の企画展(出品内容・展覧会名・会期は変更することがあります)

アルヴァ・アアルト もうひとつの自然
会期:2019年2月16日(土)−4月14日(日)
フィンランドの建築家アルヴァ・アアルト(1898-1976)は、個人邸宅から公共建築までを設計する一方、家具や照明、ガラス器などのプロダクトデザインも手がけました。そこにはフィンランドの豊かな自然のなかに見出した有機的なフォルムが生かされています。ヴィトラ・デザイン・ミュージアム企画による世界巡回展である本展は、日本における20年ぶりのアアルトの個展です。その魅力の再発見の機会をお見逃しなく。
アームチェア 41 パイミオ
《アームチェア 41 パイミオ》Alvar Aalto, 1932
©Vitra Design Museum, photo: Jürgen Hans
ルート・ブリュック 蝶の軌跡
会期:2019年4月27日(土)−6月16日(日)
フィンランドの国民的セラミック・アーティスト、ルート・ブリュック(1916-1999)の日本初の本格的な回顧展。1940年代から名窯アラビアの専属アーティストとして活躍したブリュックは、50年代後半から膨大な数のタイルを用いた立体作品に取り組み、80年代に数々の大型インスタレーションを手がけました。繊細な色彩と物語性に満ちた、知られざる作家の世界をお楽しみください。公式サイトはこちら
ライオン
《ライオン》1957年
EMMA – Espoo Museum of Modern Art ©Tapio Wirkkala Rut Bryk Foundation
メスキータ展(仮称)
会期:2019年6月29日(土)−8月18日(日)
サミュエル・イェスルン・デ・メスキータ(1868-1944)は、オランダでデザインや版画の指導者として教鞭をとるかたわら、さまざまな技法を用いて個性的な版画を数多く制作しました。ナチスによって家族もろとも連れ去られ全員強制収容所で亡くなりますが、自宅に残されていた作品は、だまし絵で知られるM.C.エッシャーなど教え子たちが必死に守りました。本展はメスキータの全貌を紹介する日本初の展覧会となります。
ヤープ・イェスルン・メスキータの肖像
《ヤープ・イェスルン・メスキータの肖像》(仮称)1922年
©Jan Zweerts / Collection C. O. Wolters.
没後90年記念 岸田劉生展
会期:2019年8月31日(土)−10月20日(日)
岸田劉生(1891-1929)は、白馬会葵橋洋画研究所で学ぶなか、いわゆる後期印象派のゴッホらの絵を知り、自らの画を生み出すべく強烈な色彩と筆致による前衛的な油彩画を発表しました。その後も自己の価値観を基準に画道を追求し、若い画家たちへも強い影響を与えました。肖像画も、静物も、風景も、そして麗子も、日本近代史上孤高の存在ともいわれる岸田劉生の芸術をこの機会にご堪能ください。
黒き土の上に立てる女
《黒き土の上に立てる女》1914年、似鳥美術館蔵
没後100年記念特別企画 辰野金吾展(仮称)
会期:2019年11月2日(土)−11月24日(日)
東京駅の建築家、辰野金吾(1854-1919)が没して2019年で100年を迎えます。辰野は1873年に工部省設立の工学寮に第一回生として入寮し、卒業後は教育者として後進を育成しました。在野の建築家としても数々の建築を手がけ、日本の建築界の礎を築きました。本展では、辰野が受けた教育や渡欧中の記録、そして洋画家・松岡壽(1862-1944)との交友関係から辰野の人物像に迫ります。
辰野金吾
画像提供:鉄道博物館
坂田一男展(仮称)
会期:2019年12月7日(土)−2020年1月26日(日)
日本人画家のなかで他に先駆けて抽象画の論理を体得し、絵画空間を自在に操る作品を生み出した坂田一男(1889-1956)の東京で初の大規模個展。第一次世界大戦後の1921年に渡仏し、同時代のアヴァンギャルドの技術をたちまち血肉化して帰国した坂田は、故郷の岡山でひっそりと研鑽を積んでいました。造形作家の岡ア乾二郎氏の監修の下、作品に秘められた起爆力を解き放ちます。
コンポジション(メカニック・エレメント)
《コンポジション(メカニック・エレメント)》1955年、岡山県立美術館蔵
奇蹟の芸術都市バルセロナ
カタルーニャ近代美術の精華 ― ムダルニズマからアヴァンギャルドまで(仮称)
会期:2020年2月8日(土)−4月5日(日)
19世紀の産業革命により大きな発展を遂げたスペインの国際都市バルセロナ。都市の近代化が進んだバルセロナ万博(1888)からスペイン内戦(1936-39)に至るまでの約50年間にカタルーニャで生まれた芸術文化に焦点をあて、ムンタネー、ガダファルク、ガウディといった建築家や、サンティアゴ・ルシニョル、ラモン・カザス、ピカソら芸術家による多彩な作品を展示します。
過去の企画展

1988年〜2011年
(東日本鉄道文化財団のページが別ウィンドウで開きます)

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