2022年4月16日(土) - 7月10日(日)
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アンドレ・ボーシャン(1873-1958)と藤田龍児(1928-2002)は、ヨーロッパと日本、20世紀前半と後半、というように活躍した地域も時代も異なりますが、共に牧歌的で楽園のような風景を、自然への愛情を込めて描き出しました。人と自然が調和して暮らす世界への憧憬に満ちた彼らの作品は、色や形を愛で、描かれた世界に浸るという、絵を見ることの喜びを思い起こさせてくれます。両者の代表作を含む計114点を展示します。
2022年7月23日(土) - 9月25日(日)
1930年代から1945年にかけて東北地方を訪れ、建築や生活用品に注目した人々 —— 建築家ブルーノ・タウト、民藝運動を展開した柳宗悦、商工省に招聘されたシャルロット・ペリアン、郷土玩具を蒐集した武井武雄、考現学の祖・今和次郎や弟の今純三、東北生活美術研究会展を主導した吉井忠ら —— の複層的な「眼」を通して、東北地方に今も息づく営みの力を改めて検証します。
2022年10月8日(土) - 2023年1月9日(月)
本展は、日本の鉄道開業150周年を記念した展覧会です。1872年の鉄道開業から今日までの鉄道史を、錦絵から近現代美術まで、鉄道をモチーフにした作品とともに振り返ります。美術を介して鉄道史を振り返るとき、どのような「歴史」が見えてくるのでしょうか。鉄道通史の表と裏、あるいは鉄道にまつわる大きな物語と小さな物語を往還しながら、“もう一つの鉄道150年史”を紹介します(展示替えあり)。
2023年1月21日(土) - 4月2日(日)
およそ100年前、大阪、東京、パリの3つの街で短くも鮮烈な生涯を送った天才画家、佐伯祐三(1898-1928)。佐伯は短い画業の中でしばしば画風を変化させましたが、それは多くの場合、描くべき風景の発見と結びついていました。本展では佐伯が描いた3つの街に焦点を当て、風景画だけでなく、人物画や静物画も含めた佐伯芸術の造形性について再考します。東京では18年振りとなる本格的な回顧展です。
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