東京駅で建築講座
2018年2月16日(金)・17日(土)・18日(日)
東京ステーションギャラリーは日本の近代建築を象徴する東京駅丸の内駅舎で活動する美術館として、これまで国内外の建築家を紹介する展覧会を開催してきました。本企画は今後当館で開催する建築展[「くまのもの」(隈研吾)展、「アルヴァ・アアルト」展]にちなんで、建築に携わるさまざまなプロフェッショナルを講師に迎え、「たてる」「つくる」「みせる」を切り口に開催する連続講座です。
- 【主催】
- 東京ステーションギャラリー(公益財団法人東日本鉄道文化財団)
- 【会場】
- 東京ステーションギャラリー2階展示室
- 【定員】
- 各回100名
【講座一覧】
*開場は各講座開始の30分前 *全席自由
- 2月16日(金)
- 18:30~20:00
- ①保坂健二朗 「美術館と建築展のあたらしい関係」
- 2月17日(土)
- 10:30~12:00
- ②隈 研吾 「ささやく物質、かたる物質」
- 14:00~15:30
- ③安東 陽子 「空間をつなぐテキスタイル」
- 17:00~18:30
- ④佐藤 淳 「『こもれび』の空間を生む透過性のある構造形態」
- 2月18日(日)
- 10:30~12:00
- ⑤林 アンニ 「家具からまなぶアルヴァ・アアルト」
- 14:00~15:30
- ⑥堀部 安嗣 「アルヴァ・アアルトの建築が伝えるもの」
【チケット料金】
A券[講座1回+くまのもの展入館券]…1,500円 B券[講座1回]…1,000円
*ご購入時に講座とチケットの種類(A券or B券)をご指定ください。
【チケットの購入方法】
◆ローソンチケット(Lコード=39333) 12/16より販売開始
・全国のローソン・ミニストップ設置のLoppiにてLコードを入力してお買い求めください
・インターネットでも予約が可能です(要無料会員登録)
・オペレーター予約・お問い合わせ 0570-000-777(10:00~20:00 ただし年末年始は18:00まで)
◆東京ステーションギャラリー受付でも販売いたします(販売は12月16日~2月12日の開館日[閉館30分前まで]に限ります)。
*定員に達し次第、受付を終了します。
*年間パスポート、各種割引は使えません。
*A券ご購入者には「くまのもの」展入館券を講座当日にお渡しします。
チラシPDFはこちら
【講師プロフィール】
①保坂 健二朗(東京国立近代美術館主任研究員)
1976年生まれ。慶應義塾大学大学院修士課程修了。「建築はどこにあるの? 7つのインスタレーション」(2010年)、「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」(2017年)など数々の建築展を企画。
②隈 研吾(建築家)
1954年神奈川県生まれ。東京大学大学院建築学専攻修了。コロンビア大学建築・都市計画学科客員研究員などを経て、1990年隈研吾建築設計事務所設立。現在東京大学教授。
③安東 陽子(テキスタイルデザイナー・コーディネーター)
1968年東京生まれ。武蔵野美術大学短期大学部グラフィックデザイン科卒業後、株式会社布 (NUNO) に入社。2011年安東陽子デザインを設立。多くの建築家と協働してテキスタイルを手がける。
④佐藤 淳(構造家)
1970年愛知県生まれ、滋賀県育ち。東京大学大学院工学系研究科修了。木村俊彦構造設計事務所を経て、2000年佐藤淳構造設計事務所を設立。現在、東京大学准教授、スタンフォード大学客員教授。
⑤林 アンニ(ARTEK/Vitra株式会社 ホームセグメント・ヘッド、アジア&中東)
1979年フィンランド生まれ。英国カーディフ大学卒業後、2006年フィンランドのインテリア会社アルテックに入社しアルテック日本支社を立ち上げる。2008年国際基督教大学大学院修了。
⑥堀部 安嗣(建築家)
1967年神奈川県生まれ。筑波大学芸術専門学群環境デザインコース卒業。益子義弘に師事し、1994年堀部安嗣建築設計事務所を設立。現在、京都造形芸術大学大学院教授。
①ファシリテーター:成相 肇(当館学芸員)
⑤⑥ファシリテーター:和田 菜穂子(建築史家)
博士(学術)。日本および北欧の近代住宅史を研究。慶應義塾大学非常勤講師、東京建築アクセスポイント代表、AALTO120実行委員。
⑤⑥はアルヴァ・アアルト生誕120年(2018年)を機に発足した北欧建築専門家による研究会「AALTO120」の連携イベントです。