歴史と未来をつなぐ東京駅の美術館 | 東京ステーションギャラリー

ジョルジョ・モランディ―終わりなき変奏

会期:2016年2月20日(土)―4月10日(日)

《静物》1951年モランディ美術館(ボローニャ)

《静物》
1951年 モランディ美術館(ボローニャ)
Sergio Buono, Bologna

《静物》1951年モランディ美術館(ボローニャ)

《静物》
1951年 モランディ美術館(ボローニャ)
Sergio Buono, Bologna

《静物》1946年 
20世紀美術館(ミラノ)、ボスキ・ディ・ステファノ・コレクション

《静物》
1946年 20世紀美術館(ミラノ)、ボスキ・ディ・ステファノ・コレクション
Comune di Milano - Museo del Novecento - Collezione Boschi di Stefano

《静物》1948年トリノ市立近現代美術館、グイド・エド・エットーレ・デ・フォルナリス財団

《静物》
1948年トリノ市立近現代美術館、グイド・エド・エットーレ・デ・フォルナリス財団
by courtesy of the Fondazione Torino Musei

《静物》1946年国立近代美術館(ローマ)

《静物》
1946年 国立近代美術館(ローマ)
Roma, Galleria Nazionale d’Arte Moderna e Contemporanea, by permission of Ministero dei Beni delle Attivita Culturali e del Turismo

《フォンダッツァ通りの中庭》1954年 モランディ美術館(ボローニャ)

《フォンダッツァ通りの中庭》
1954年 モランディ美術館(ボローニャ)
Sergio Buono, Bologna

《風景》1962年 ウニクレディト・アート・コレクション

《風景》
1962年 ウニクレディト・アート・コレクション
Marco Baldassarri, Bologna

《静物》1946年国立近代美術館(ローマ)

《花》
1952年 ミラノ市立ボスキ・ディ・ステファノ邸美術館
Comune di Milano- Casa Museo Boschi Di Stefano

【休館日】
月曜日(ただし3月21日は開館)、3月22日(火)
【開館時間】
10:00 − 18:00
※金曜日は20:00まで開館
※入館は閉館30分前まで
【入館料】
一般1,100円 高校・大学生900円 中学生以下無料
※20名以上の団体は300円引き
※障がい者手帳等持参の方は100円引き、その介添者1名は無料
【主催】
東京ステーションギャラリー(公益財団法人東日本鉄道文化財団)、東京新聞
【学術協力】
ボローニャ市立美術博物館機構 モランディ美術館
【後援】
イタリア大使館、イタリア文化会館、ボローニャ市
【協力】
アリタリア-イタリア航空
【協賛】
大日本印刷

20世紀最高の画家の一人、ジョルジョ・モランディ(1890〜1964)。世界中の絵画ファンが熱烈に愛するこの画家の、日本では3度目、17年ぶりとなる待望の本格的な個展を開催します。
 若い頃から高い評価を受けながらも、人生のほとんどの時間を生まれ故郷のボローニャの自宅兼アトリエで過ごしたモランディは、静物画という主題に専心したことで知られます。淡い色彩でまとめられた慎ましい画面に動きのある要素は登場せず、誇張もなく、一見して簡素そのもの。にもかかわらずモランディが「20世紀最高の画家」の称号を与えられているのは、描かれた事物が画面の中に織り成す複雑な空間をコントロールする、その巧みな手腕のゆえに他なりません。一点一点の作品において、色と形が緊密に対話し合い、スリリングなほどの均衡を保っています。絵画というもののあらゆる魅力を凝縮したといっていい画面は圧倒的な説得力を持ち、私たちの目をつかんで離すことがありません。
 本展は、「終わりなき変奏」のサブタイトルの通り、モランディに特徴的な手法である「ヴァリエーション=変奏」に焦点を当てます。モランディの作品には、しばしば同一の瓶や箱、壺、水差しなどが登場します。いったん完成した組合せを崩し、要素を入れ替えて別の完成形を見出すことは、思えば困難な方法でもありますが、モランディは嬉々として果てしない組み替えの作業に徹し、色調や構図を変化させつつ無数の傑作を生みだしました。モランディにとって卓上の瓶や容器は、作品のモティーフであるとともに、絵画の潜在力を試す恰好の相手でもあったのです。
 今回はボローニャのモランディ美術館の全面的な学術協力のもと、イタリア各地および国内から集まった油彩画約50点、水彩、素描、版画約50 点が彩る贅沢な空間が実現します。うっとりするほどの気品と絵画のエッセンスを間近に堪能できる、まさに眼福の語がふさわしい至高の体験の機会を、ぜひともごゆっくりお楽しみください。

会期中、イベントを開催いたします。詳しくはこちらをご覧ください。