歴史と未来をつなぐ東京駅の美術館 | 東京ステーションギャラリー

泥象(でいしょう) 鈴木治の世界
―「使う陶」から「観る陶」へ、そして「詠む陶」へ
SUZUKI OSAMU : Image in Clay

会期:2014年7月26日(土)〜8月31日(日)
July 26th - August 31st , 2014

《土偶》1963年

《土偶》 1963年

《兄と弟》1971年

《兄と弟》 1971年

《馬》1971年、京都国立近代美術館蔵

《馬》 1971年
京都国立近代美術館蔵

《雪の中の馬》1973年、京都国立近代美術館蔵

《雪の中の馬》 1973年
京都国立近代美術館蔵

《馬》1977年(撮影:島清俊)

《馬》 1977年
(撮影:島清俊)

《消えた雲》1982年

《消えた雲》 1982年

《阿の爐》(右)、《吽の爐》(左)1995年以降

《阿の爐》(右)、《吽の爐》(左)
1995年以降

《泥像 春ノ木・萌芽》1997年、世田谷美術館蔵

《泥像 春ノ木・萌芽》
1997年
世田谷美術館蔵

戦後の日本の陶芸界を牽引した陶芸家、鈴木治(1926-2001)。千家十職の永樂工房で轆轤(ろくろ)職人をつとめた父に轆轤の手ほどきを受け、戦後本格的に陶芸の道に入った鈴木は、とりわけ1948 年に八木一夫、山田光らとともに結成した前衛陶芸家集団「走泥社」の中心的存在として知られます。鈴木は作陶の思想を「泥象」、すなわち「土のかたち」という言葉に託し、土と火による造形を追求し続けました。赤い化粧土を施した焼締めと、清らかな青白磁のふたつの技法を主軸とする鈴木の作品には、馬や鳥などの動物や自然現象に着想を得た、穏やかにして鋭いイメージが豊かに広がります。その長年の功績から、1999 年には陶芸界から初となる朝日賞を受賞しました。
「〈使う陶〉から〈観る陶〉へ、〈観る陶〉から〈詠む陶〉へ」。鈴木がある作品のシリーズとともに発表したこのフレーズは、自らの足跡を語ったものとも読めます。本展は没後初めての大規模な個展として、初期から晩年の未発表作品までを含む約140 点を紹介します。今なおみずみずしい鈴木の作陶の輝きを、どうぞ心ゆくまでお楽しみください。

【休館日】
月曜日
【開館時間】
10:00 − 18:00
※金曜日は20:00まで開館
※入館は閉館30分前まで
【入館料】
一般900円 高校・大学生700円 小・中学生400円
※20名以上の団体は100円引き
※障がい者手帳等持参の方は100円引き、その介添者1名は無料
【主催】
東京ステーションギャラリー(公益財団法人東日本鉄道文化財団)/ 日本経済新聞社
【協賛】
野崎印刷紙業株式会社
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