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第1回鉄道映像フェスティバル (2001年)
 
鉄道は19世紀の前半に、映画は同じ世紀の後半に誕生しましたが、生まれたばかりの映画には列車や駅がいち早く登場し、今日まで、数々の名画の印象的なシーンに鉄道が使われてきました。第1回の開催となった昨年は、「Rail&Movie」をテーマに、映画と鉄道の古くからの関わりを感じることができる作品を取り上げ、東京・新潟・仙台の3箇所で上映いたしました。
 
 
会 場 東京 青山・スパイラルホール(地下鉄表参道駅下車B1出口すぐ)
2001年9月22日(土)
 
第1部
オープニング
『ラ・シオタ駅に到着する列車 (フランス)』
映画創成期に誕生した作品。駅に列車が入ってくる様子を撮影した映画史上もっとも有名な記念碑的作品。

『大列車強盗』  (活弁・生演奏つき無声映画)
アメリカ初の西部劇。映画史上はじめてクローズアップを使用した作品。

『キートンの大列車追跡』  (活弁・生演奏つき無声映画)
恋人が乗っている機関車をスパイに乗っ取られ、大迫跡を繰り広げるアクション・コメディー

第2部
『セントラル・ステーション』
駅で代筆業をする女が身寄りを亡くした少年の父親探しの旅につきあうロードムービー。
第48回ベルリン映画祭でブラジル映画史上初の金熊賞を受賞。
 
2001年9月23日(日)
 
第1部
『ハンネス、列車の旅』
「列車時刻表国際大会」に参加するビール配達人が様々な事件に巻き込まれる新感覚の鉄道ロードムービー。

第2部
降旗康男監督トークショー
※トークショー終了後、『駅 STATION』特別上映
人と人との巡り合いを駅に停車する列車に例え、刑事と3人の女との宿命的別離を描いた作品
 
 
会 場 新渇 りゅーとぴあ・新潟市民芸術文化会館
(新潟駅より車7分・新潟市白山公園内)
2001年10月20日(土)
 
第1部
オープニング
『ラ・シオタ駅に到着する列車(フランス)』
映画創成期に誕生した作品。駅に列車が入ってくる様子を撮影した映画史上もっとも有名な記念碑的作品。

『大列車強盗』  (活弁つき無声映画)
アメリカ初の西部劇。映画史上はじめてクローズアップを使用した作品。

『キートンの大列車追跡』  (活弁つき無声映画)
恋人が乗っている機関車をスパイに乗っ取られ、大迫跡を繰り広げるアクション・コメディー

第2部
波多野哲朗選考委員長の特別講演
『セントラル・ステーション』
駅で代筆業をする女が身寄りを亡くした少年の父親探しの旅につきあうロードムービー。第48回ベルリン映画祭でブラジル映画史上初の金熊賞を受賞。
 
 
会 場 仙台  Zepp Sendai
(仙台駅東口から徒歩1分)
2001年10月27日(土)
 
第1部
オープニング
『ラ・シオタ駅に到着する列車(フランス)』
映画創成期に誕生した作品。駅に列車が入ってくる様子を撮影した映画史上もっとも有名な記念碑的作品。

『大列車強盗』  (活弁つき無声映画)
アメリカ初の西部劇。映画史上はじめてクローズアップを使用した作品。

『キートンの大列車追跡』  (活弁つき無声映画)
恋人が乗っている機関車をスパイに乗っ取られ、大迫跡を繰り広げるアクション・コメディー

第2部
波多野哲朗選考委員長の特別講演
『ハンネス、列車の旅』
「列車時刻表国際大会」に参加するビール配達人が様々な事件に巻き込まれる新感覚の
鉄道ロードムービー。

■主 催 財団法人東日本鉄道文化財団
■後 援 東日本旅客鉄道株式会社 東京支社 東日本旅客鉄道株式会社 仙台支社 東日本旅客鉄道株式会社 新潟支社
■製作協力 ぴあ株式会社
 
 
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作品選考について
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映画と鉄道との間には、並々ならぬ深い関係があります。そのことは列車や駅を舞台にした映画の名作が数えきれないほどあることからも大方の察しはつくことでしょう。映画に親しんだことのある人なら誰でも、ちょっと目を閉じればかずかずの思い出深い列車や駅のシーンが浮かんでくるはずです。映画がこの世に現われてから百数年になりますが、その間に人びとは、動く映像と動く列車のイメージとを、それぞれの記憶のなかでしっかりと結びつけたのでした。  20世紀はじめの多くの人びとにとって、自分の生まれた土地以外の遠く離れた土地を体験できるたった二つの方法、それは列車による旅と映画による旅でした。鉄道と映画、この二つのメディアを介して、人びとは居ながらにして運ばれ、移りゆく光景を眺め、未知の世界のただ中に立つことができるようになりました。それまでは定住することこそが与えられた宿命だと考えていた人類が、ここではじめて移動すること、動くことの喜びを知ったのです。そして、そのことが人類の想像力を飛躍的に拡大させる大きなきっかけとなったのでした。  世界最初の映画であるリュミエール兄弟の映画に列車が登場したのは、たんなる偶然ではありません。映画はその後も繰り返し列車を登場させてきました。「見ることの喜び」にとって、列車は欠かせないものです。と同時に、それは溢れるほどの記憶を貯蔵してもいるのです。
作品選考委員長 波多野哲朗
 
波多野哲朗(はたの・てつろう)プロフィール 1936年生まれ。雑誌「シネマ」の編集を経て、日本大学大学院教授・東京造形大学名誉教授。専門は映像論、メディア論。近年は評論活動のほか映像関係イベントの企画に従事している。
 
 
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