公益財団法人 東日本鉄道文化財団
 
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時が磨き、土地が刻んだ記憶

伝統文化に映像でふれてみませんか。 お近くの図書館でDVD「伝統空間選集」がご覧いただけます。
財団では、平成5年より東日本の各地に残る伝統文化を後世に継承するため、「地方文化事業支援」として
これまで83件(平成22年8月現在)の助成を行ってまいりました。さらに、平成13年よりこれらの事業を題材に、
伝統文化の伝えられる土地の風土や習俗、歴史などをまとめた<DVDシリーズ>東日本 地方文化事業支援
紹介映像「伝統空間選集」を制作し、全国の公立図書館・博物館など約600ヵ所に無償で頒布しています。
現在、東日本地域を中心に 全国約320ヵ所の施設で、以下の10作品がご利用(貸出・館内視聴など)
いただけますので、ぜひ一度ご覧ください。
(※なお、施設により映像資料の閲覧、貸出などの条件が異なりますので、詳細は各施設にご確認ください。
  また、下記リストに掲載されていない図書館などにも、収蔵されている場合がありますので、各施設の収蔵
  リストなども合わせてご確認くださいますよう お願いいたします。)

 
野沢温泉村の燈籠祭り/長野県野沢温泉村
出湯の里に江戸時代から伝わる「燈籠祭り」。
男たちは、40歳から42歳厄年までの3年間、祭りを通じてその絆を強めていく。
「野沢組惣代」と呼ばれる代表のもと、25歳厄年の男、それに「三夜講」と呼ばれる40〜42歳の男たちが中心となって執り行うこの祭りは「燈籠連れ」ともいわれ、「湯澤神社の例祭」として始まったとされています。
行列は「制札燈籠」を先頭に、「御幣燈籠」、「花燈籠」、「鈴燈籠」、「奴燈籠」、「三十六歌仙燈籠」と、参道の要所々で注連縄を刀で切り道をあける「猿田舞」、子供たちが扮した「三十六歌仙舞」や「獅子舞」などの舞楽とが合わせて十九番まであり、火を灯しながら「湯澤神社」まで延々と練り歩きます。
監修:菊地 健策
時間:約30分
 
 
 
鹿沼今宮神社祭の屋台行事/栃木県鹿沼市
粋を凝らした彫刻屋台の華麗なる行列。お囃子の競演「ブッツケ」にも心が沸き立ちます。
「鹿沼今宮神社祭の屋台行事」は、慶長13
(1608)年の大干ばつに、今宮神社で行われた雨乞いの祀りに端を発するといわれます。
行列をなして町を曳き廻し、神社に奉納される屋台彫刻の中には江戸時代、日光の社寺造営に携わった宮大工の手による彫刻もあるとされ、緻密で精細な細工が見る者を魅了します。
屋台は100以上の部材から成り、祭の度に組立てて祭が終わると分解して保管するという伝統技術を守り継ぐ町もあり、平成15年、国の重要無形民俗文化財に指定されました。
監修:菊地 健策
時間:約31分
 
 
 
下中座の相模人形芝居/神奈川県小田原市
地域の人々に支えられ、江戸の人形芝居の面影を今に伝える下中座の相模人形芝居。

神奈川県小田原市小竹。この地に人形芝居が伝わったのは江戸時代といわれています。当時の江戸の人形芝居に見られる「鉄砲ざし」という操法や人形のカシラの構造、上方文楽の「静」に対して「動」とも評される、江戸人形芝居のおおらかな動きなどが特徴です。明治時代、東京で活躍していた人形遣い・西川伊佐衛門が小竹の地に移り住み、芝居の指導のみならず人形の修理や製作も数多く手掛け、下中座の繁栄に力を尽くしました。昭和55年には「相模人形芝居連合会」として国の重要無形民俗文化財に指定されており、下中座では地域の中学・高校の有志活動へ指導に出向き、後継者の育成にも力を入れています。

なお、この第8巻は小田原市郷土文化館で常設展示、放映されておりますので、ぜひお立ち寄りいただき、ご覧ください。

住所:小田原市城内7-8
電話番号:0465-23-1377
開館時間:午前9時〜午後5時
入館料:無料
休館日:年末年始
アクセス:JR東海道線・小田急・箱根登山・大雄山線「小田原駅」下車、徒歩10分
ホームページ:小田原市郷土文化館

監修:大谷津 早苗
(昭和女子大学 人間文化学部准教授)
時間:約31分

小田原ラスカ(小田原駅ビル)でも、相模人形芝居の公演が行われています(不定期)。公演の情報はこちらの小田原ラスカホームページでご確認ください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
金山の有屋番楽/山形県金山町
江戸中期、山伏修験者が伝えたという民俗芸能「番楽」の素朴な根と旋律、
古式にのっとった舞を今に受け継ぐ。
鳥海山・神室山・竜馬山という霊山に囲まれた山形県最上郡金山町では、江戸中期ごろか山伏修験者が伝えたといわれる番楽がこの地に根付き、地区の名をとった「有屋番楽」の名で現代に受け継がれています。普段は静かな町が賑わいを見せるのは、金山祭りの日。早朝から竜馬山中の12の掛け所を巡って願掛けをする神事「お山掛け」が行われ、町では八幡神社の氏子が作る山車や御輿渡御の巡行に多くの人が集まります。夜には不動明王祭の番楽が演じられ、人々は伝統の神舞や獅子舞を楽しむのです。
監修:高山 茂(日本大学国際関係学部 教授)
時間:約31分
 
 
 
路上に広がる奥行き100mもの舞台 若者が舞台装置を操り、
背景の山がさまざまに変化する豪壮な野外歌舞伎
永禄3(1560)年に端を発したという、栃木県[烏山の山あげ」は、町の鎮守神である八雲神社の神様を神輿に移して、野外で歌舞伎舞踊を奉納する神事です。古来、山には神が天下ると考えられており、人々は舞台背景として「山」を作るようになりました。木頭の拍子木を合図に、若衆が舞台装置を手際よく組み立てて高さ10mもの「山」をあげることから「山あげ」の名がおこりました。一旦上演が終わればすぐに舞台を解体し、次の場所へ移動しては組みなおす「山あげ」を3日間に十数ヶ所で披露し、人々の心はひとつになります。
監修:菊池 健策
時間:約30分
 
 
 
棚田に浮かぶ、美しい月の姿「田毎(たごと)の月」。後世へ遺したい、日本人の原風景
長野と松本を結ぶ篠ノ井線。山間を縫うように進む列車で姨捨駅に入ると、旧国鉄時代、日本三大車窓の一つに数えられた景色に出会います。その駅の下に広がるのが、日本人の原風景ともいうべき姨捨の棚田。棚田に映る美しい月−「田毎の月」として名を馳せ、平成11年には棚田として、初めて国の文化財に指定されました。近年、耕作放棄地が増加し、その景観は危機に瀕していましたが、「棚田貸します制度」など地元の人々の尽力によって復活。姨捨ての棚田は息を吹き返し、その美しい景観を取り戻しています。
監修:大島暁雄(棚田学会 事務局長)
時間:約28分
 
 
 
遠く鎌倉時代に始まるという信濃大町の流鏑馬(やぶさめ)は、
時に磨かれて姿を変えながら、人々の心に息づく。
古代、伊勢神宮の所領であったこの地におよそ八百年前にもたらされたと伝えられる流鏑馬。いつからか神の依りやすい無垢な子供が射手を務め、悪霊を祓い、五穀豊穣を祈る神事となりました。毎年、十町から選ばれた6〜9歳の男児が「射手ボボ」と呼ばれる神の子となって、馬上から矢を放ち若一王子神社への流鏑馬奉納を行います。長い歴史の中で幾度か形を変えながらも伝統は守られ、町の大切な夏祭りとして今に受け継がれています。
監修:田口光一(元長野県文化財保護審議会委員)
時間:約26分
 
 
 
江戸時代の読本「南総里見八犬伝」にも記された越後の山村に伝わる闘牛(うしあわせ)の神事。
今も息づく昔ながらの行事に、人びとの笑顔が華やぐ。
かつて二十村郷と呼ばれた山間の地で、「牛の角突き」は神に捧げる大切な行事として受け継がれてきました。それは厳しい山村の暮らしのこよなき楽しみでもありました。5月から11月の農繁期の合い間、角突き場では、一場所70頭あまりの牛が多彩な技を披露し、激闘を繰りひろげます。人びとは、ひいきの牛に声援をおくり、健闘を讃えあうのです。一時は時代の波に消えかかった伝統の灯が復活を遂げ、昭和53年には、全国6か所に伝わる伝統闘牛のうちでただ1カ所、その習俗が、国の重要無形文化財に指定されています。
監修:天野 武(帝京大学 文学部社会学科 教授)
時間:約30分
 
 
 
それは、80余年の時を越えて、市民の熱い想いがよみがえらせた五所川原の夏の華。
明治から大正初期にかけて、五所川原では高さ18メートル以上もある巨大ねぷたが町を練り歩く豪壮な夏祭りが行われていました。しかし町に電気が普及し、電線が張り巡らされると、巨大ねぷたはその姿を消していきました。近代文明にかき消された巨大ねぷたをよみがえらせたのは、五所川原の人々の熱い想いでした。平成5年にねぷた台座設計図が発見されたことを契機に、その復元に取り組み、いまでは、高さ22メートル重さ17トンの巨大ねぷたが、夏祭りに市内を巡行するようになりました。それは背の低いねぷたと区別するため、立佞武多と命名され、五所川原の夏を眩いばかりに彩る祭りとして継承されています。
監修:外崎純一
(青森県教育庁/青森県歴史民俗部会 専門研究員)
時間:約26分
 
 
 
その昔、上州に、手先は器用だが生き方に不器用な男がいた。
裏方に徹した、男の心意気は、いまでもその土地に受け継がれている。
江戸時代末期(化政文化のころ)、地元の名工永井長治郎によって建造された「上三原田の歌舞伎舞台」は、特殊な廻転機構を持ち、赤城村の人々によって代々、大切に守られてきました。しかし、昭和51年3月の公演を最後に、しばらくその開催が途絶えてしまいました。近年、舞台を保存するとともに、その貴重な操作技術を後世に継承し、歌舞伎を上演しようという気運が高まり、平成13年11月、みごとに完全復活を果たしました。
監修:宮田繁幸
(東京文化財研究所/民俗芸能研究室 室長)
■時間:約23分
 
 
 
 
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東日本鉄道文化財団 (広報・取材・お問い合わせ)
Tel (03)5334-0623/Fax (03)5334-0624
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