財団法人東日本鉄道文化財団(東京都渋谷区代々木2-2-2 理事長 大塚 陸毅)では、平成21年6月27日(土)、28日(日)の2日間、JR東日本 大宮駅南改札前特設舞台で、「まるきた伝統空間」大宮を開催いたします。 本年の公演は、昨年度までの秋から夏に公演開催時期を変更し、岩手県遠野市より、土地の言葉で語る素朴で不思議な世界「遠野の昔話」、古雅と神秘が漂う山伏神楽「平倉神楽」、そして謡と民謡を同時に歌い上げる、岩手の秘謡「氷口御祝」にご出演いただきます。永遠の日本のふるさと「遠野」。民話のふるさと「遠野」。懐かしい茅葺き屋根の建物も数多く、その継承に向けた取り組みがなされていますが、その屋根の下で大切に語り継がれ、演じ継がれてきた、楽しくも不思議、神秘的な芸能が、大宮駅にやってきます。 公演では、伝統文化の魅力と、保存継承に携わる方々の熱意、心意気を実感いただける舞台を作るとともに、その歴史やこれまでの活動の様子や地域の魅力も、あわせてご紹介します。 財団法人 東日本鉄道文化財団では、平成5年度より、東日本各地に残る伝統文化を後世に継承し地域文化の振興をはかるため、「地方文化事業支援」として75件の助成を行ってまいりました。 「まるきた伝統空間」は、それらの文化事業団体をお招きし、平成13年11月より、JR東京駅丸の内北口(まるきた)ドームで、実際に伝統芸能などをご紹介する公演です。現在は東京駅丸の内駅舎復原工事に伴い、昨年より『にぎわいと安らぎ 歴史と未来が同居するまち 大宮』に舞台を移して開催しており、今回で12回目の公演を迎えます。 貴重な伝統芸能に気軽に、楽しく触れ合う貴重な機会です。あわせて弊財団運営の「鉄道博物館」(埼玉県さいたま市)もご覧頂ければ、伝統文化と鉄道の歴史を1日でお楽しみいただけます。ぜひお越しください。
JR大宮駅構内南改札前 西口イベント広場 特設舞台
詳細は、こちらより公演パンフレットをご覧ください。(高解像度:PDF約3200KBはこちら)、(低解像度:PDF約230KBはこちら)です。