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助成番号
96_1_2_11
研究テーマ(和文)
駅地下通路のナヴィゲーションを可能にする情報−視覚障害者のわざの解析−
研究テーマ(欧文)
Information suyjort blind navigation in train station
研究代表者
氏名
カタカナ
ササキ マサト
漢 字
佐々木 正人
ローマ字
Sasaki, Masato
研究代表者年齢
43
研究期間
1996〜1997年
報告年度
1997年度
研究体制
共同研究
研究代表者所属機関・職名
東京大学 大学院 教育学研究科・助教授
※所属、氏名、年齢は助成対象決定時のものです。
 

光の感覚を持たない視覚障害者にとって、環境をナヴィゲード(目的地まで移動する)するために利用できる情報は、音響の情報、接触の情報、そして大気中に拡散した化学物質(匂いとして知覚される)の情報である。視覚障害者に都市の駅空間において広大な移動の経路を提供している駅の地下通路は、音と接触と匂いの「キメ」で構成された環境である。本研究では、視覚障害者がこの地下通路を触覚的な地図を参照することなく、目的の場所まで移動しようとするときにどのような音と接触と匂いが利用されているのかを明らかにすることを課題とした。

 

報告書では、まずはじめに視覚障害者のナヴィゲーション研究に基礎を提供するジェームズ・ギブソンの生態心理学が紹介され生態光学のアイディアが視覚障害者研究にとって重要であることが強調された。ついで視覚障害者を対象として近年のナヴィゲーション研究が展望された。研究結果では、光覚をもつ弱視の女性と光覚をもたない重度の視覚障害者の女性の歩行が詳細に解析された。

 
 
 
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