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助成番号
95_1_6
研究テーマ(和文)
気候の地域性に配慮した鉄道施設の色彩計画に関する基礎研究
研究テーマ(欧文)
A Study on Color Planning for Railway Facilities in Reference to Regional Climate
研究代表者
氏名
カタカナ
イイジマ ショウジ
漢 字
飯島 祥二
ローマ字
Iijima, Shoji
研究代表者年齢
38
研究期間
1995〜1996年
報告年度
1996年度
研究体制
個人研究
研究代表者所属機関・職名
岡山商科大学・専任講師
※所属、氏名、年齢は助成対象決定時のものです。
 

鉄道施設はアーバンデザインの対象となる基本的インフラとして位置づけられ、その公共的性質と、国土全体に広がる広域分布という観点からしても、その色彩は「環境色彩」との調和に留意する必要性が肝要と思われる。本研究の目的は、気候条件の異なる都市において、「環境色」に配慮した鉄道施設の色彩計画に供する基礎資料を得ることにある。

 
中四国に10都市および東北地方の12都市において調査を実施した。各都市のメインストリートにおいて平均100の商業施設を対象に、マンセル色票を用い、看板と外壁の色彩を、測色した。中四国においては、看板の彩度は、相対湿度とR=-0.617の相関係数を示した。年平均気温は、R(red)の色相の割合と(R=0.785)、PB(purple-blue)の割合と(R=-0.873)(図-6)の相関が示された。東北地方においては、外壁の明度とRs(12月から3月の日照時間を年日照時間で割った値)の間には高い正の相関関係(R=0.872)があり、彩度とRsの間には負の高い相関関係(R=-0.859)が示された。以上、街路景観色彩(人工物の環境色)の地域特性が明らかとなり、鉄道施設の色彩計画の基礎資料となる。
 
 
 
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