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助成番号
92_1_4
研究テーマ(和文)
情報交流活動に着目した高速旅客鉄道の影響分析
研究テーマ(欧文)
The impact of high speed rail from the point of information exchange behavior
研究代表者
氏名
カタカナ
ウエダ タカユキ
漢 字
上田 孝行
ローマ字
Ueda, Takayuki
研究代表者年齢
28
研究期間
1992〜1993年
報告年度
1993年度
研究体制
個人研究
研究代表者所属機関・職名
東京大学 工学部・助教授
※所属、氏名、年齢は助成対象決定時のものです。
 

高速旅客鉄道の設備は、地域の経済社会の発展に大きく貢献することが期待されており、特に、近年のいわゆる一極集中から多極分散への国土構造の再編のための重要施策として位置づけれられている。一方、情報化社会の到来が実感されつつある今日、情報交流活動の重要性は一層高まっており、いわゆる高度情報通信技術の進展が進みつつあるものの、対面型の情報交流は依然として重要性を保っている。新幹線をはじめとする高速旅客鉄道はそのような対面型の情報交流を担うものであり、それがもたらす地域への影響も、情報交流の視点を明示的にした上で分析していく必要がある。

 
本研究は、第一に、情報交流活動が経済社会において果たす役割を検討し、その中で高速旅客 交通の意義を明らかにしている。第二に、東北新幹線沿線地域を対象として、そこでの影響を特に情報交流と産業立地の関係から分析している。それにより、業種の特性と地域の特性から、どのような場合に新幹線が産業立地の実現を促進するかを体系的に明らかにしている。第三に、それらの実証分析の結果を踏まえて、高速旅客鉄道が情報交流の利便性向上を介して地域の及ぼす経済効果を説明する理論モデルを構築し、それを用いて、地域都市が成長するための条件を分析している。
 
 
 
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