公益財団法人 東日本鉄道文化財団
 
     
 

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助成番号
01_4_1_13
研究テーマ(和文)
都市圏内鉄道利用を前提とした休日交通需要予測のための調査・分析手法の開発
研究テーマ(欧文)
A Study on An Estimation Method of Non-work Day Travel Demand for Passengers of Railway in Metropolitan Area
研究代表者
氏名
カタカナ
ニシイ カズオ
漢 字
西井和夫
ローマ字
Nishii, Kazuo
研究代表者年齢
47
研究期間
2001〜2002年
報告年度
2002年度
研究体制
共同研究
研究代表者所属機関・職名
山梨大学工学部土木環境工学科・教授
※所属、氏名、年齢は助成対象決定時のものです。
 

画手法に基づき、説明性・客観性・予測性にすぐれた計画情報を提示できなければならない。またこのとき、休日交通を取巻く様々なニーズや当該地域における上位・下位の計画や交通施設との関連性あるいは平日交通を前提とした計画手法との整合性などを検討する必要がある。そこで、本研究では、以下の4項目について順次具体的に検討を進めることにする。

 
(1)休日交通における計画課題の抽出と整理
 
まず第一に、休日交通のとらえ方について、その定義と分類の明確化を行うとともに、次の3点について検討を進める。
 

1 多様な休日交通需要への質的/量的対応施策とその評価手法の検討
2 休日交通需要調査手法の検討(都市型観光地を対象として)
3 都市圏レベルでの休日交通需要分析(都市近郊および中心市街地への買物交通を対象)

 
(2)個々の計画課題への対応のための調査・分析手法の提案
 
(1)で挙げた検討課題のそれぞれに対して、説明性・客観性・操作性を考慮した適切な調査・分析手法の開発を行う。とくにこの中で1の多様な休日交通需要特性の把握ならびにその評価の方法論については、既存交通調査手法の分析フレームでの対応が難しいことから、人々の生活行動全体を視野に入れたアクティビティ・アプローチを積極的に採用することによって、このアプローチの有効性を明らかにしていくことにする。また、2の都市型観光地を対象とした休日交通需要調査手法については、既存研究等のレビューを通じて、調査ー分析ー予測の一連の計画プロセスとしての提案を試みる。
 

(3)提案手法の有効性に関する実施的検討

 
ここでは(2)の計画課題への具体的な対応として、入手可能な最新データを用いた実証分析を行う。すなわち、分析対象データとしては、休日交通のとらえ方の議論を踏まえ、都市内鉄道の利用実態把握のために収集された調査データを用いることにする。
 

(4)研究成果全体の取りまとめ

 
上記(1)〜(3)の検討を踏まえて、本研究で得られた知見をとりまとめ、報告書を作成する。また今後のこの分野の研究の方向性について展望を行うとともに、次のステップとして残された課題についても言及する。
 
 
 
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