固定の展示室を持たない今ならではの活動として、東京に限らず、JR東日本の駅に美術館活動の場を移した展覧会も企画しています。第1回目はJR仙台駅の改札内・外において彫刻などの立体物を展示した「『駅 2006』Vol.1 仙台」(2006年10月〜2007年1月)を行い、好評を得ました。
駅を展示空間とした展覧会シリーズの第2回目となる、「駅 2008−鶴見線に降りたアートたち」展は、1つの駅だけではなく鶴見線全体を美術館と捉え、鶴見線の5つの駅を舞台に、5名の現代アーティストがサイト・スペシフィックな作品(展示場所からインスピレーションを受け、制作した新作)を展開します。
本展では、日頃鶴見線の駅をご利用いただいているお客さまに、アートとの出会いを提供するだけではなく、鶴見線に初めて乗車される方には、アートを楽しみながら、懐かしい昭和の情景を残す駅や陽光きらめく海
など、鶴見線とその沿線の多彩な魅力を発見していただくことができると考えています。
展覧会開催中の詳細は、こちらのアーカイブページをご覧下さい。
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