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美術講座
 
 
 
第19回 花と銃と詩と
2005年12月7日(水)
花と銃と詩と〜ベトナム近代美術を歩く
講師:後小路 雅弘 (うしろしょうじ まさひろ)
 
 
 
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講師:後小路 雅弘 (うしろしょうじ まさひろ)
日時:2005年12月7日(水) 14:00〜16:00
会場:東京ステーションホテル
主催:東日本鉄道文化財団
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ベトナムの20世紀は激動の時代だった。フランスによるインドシナの植民地化、日本軍の占領、フランスとの独立戦争、国家分断とアメリカとの間の長い戦い、そして国家再統一と市場経済への移行・・・。そのような激動と混乱の時代を生きながら、一方でベトナムの人々は端整で優雅な、洗練された美術作品を作り続けた。油絵、漆絵、絹絵、木版画とさまざまな形式の絵画が、ベトナムの人々の混乱を生き抜く強さと、その一方の調和のとれた豊かな美意識とをわたしたちに伝えてくれる。  これまで、展覧会の形で、ベトナム近代絵画の歴史全体をたどる展覧会は、日本ではいちどもなされたことがなかったし、大規模な紹介は世界でもほとんど行われたことがない。今回の東京ステーションギャラリーを皮切りに全国を巡回する「ベトナム近代絵画展─花と銃」は、その意味で、ベトナムの近代美術の全体像を通して、その精髄に触れるまさに貴重な試みといえる。  同展の開催に併せて、同展出品作を中心に、ベトナム近代絵画の歩みをたどり、同時にその魅力と文化的、歴史的な背景を紹介する。
 
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【講師略歴】 新藤 茂(しんどう しげる)
1954年北九州市生まれ。1978年九州大学文学部卒業(美学美術史専攻)。同年福岡市美術館学芸員(当時準備室)。1995年より福岡市美術館内でアジア美術館開設を担当。1999年福岡アジア美術館の開館に伴い同館学芸課長。福岡市美術館における「アジア美術展」(1〜4回)や「アジア現代作家シリーズT: ロベルト・フェレオ展」(1988年)、「東南アジア〜近代美術の誕生」展(1997年)、福岡アジア美術館の開館記念展「第1回福岡トリエンナーレ」(1999年)などを担当。著書(共著)『アジアの美術 福岡アジア美術館のコレクションとその活動』(美術出版社 1999年)など。 2002年より九州大学大学院人文科学研究院教授となり、現在に至る。
 
 
 
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