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第15回 国芳・暁斎展 ―「国芳の魅力 暁斎の魅力」―
2004年12月17日(金)
「国芳の魅力 暁斎の魅力」
講師:新藤 茂(国芳について・浮世絵研究家)
河鍋 楠美(暁斎について・財団法人河鍋暁斎記念美術館理事長・館長)
 
 
 
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講師:新藤 茂(国芳について・浮世絵研究家)
    河鍋 楠美(暁斎について・財団法人河鍋暁斎記念美術館理事長・館長)
日時:2004年12月17日(金) 14:00〜16:00
会場:東京ステーションホテル
主催:東日本鉄道文化財団
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勇壮な武者絵をきっかけに、幕末の浮世絵界で大活躍した絵師、歌川国芳(1791−1861)。武者絵はもちろん、風刺画、美人画、風景画など幅広い分野で精力的に活躍し、役者絵や風刺画など、浮世絵に対する幕府からの規制が激しくなるなか、機知に富んだ作品を発表し、庶民の喝采を浴びました。 一方、狩野派の号をもち、正統な画歴をもつ河鍋暁斎(1831-1889)は、国芳門に6歳で弟子入りした経験があります。9歳からは狩野派門に学び、狩野の号も得ましたが、これにとどまることなく肉筆画から版画、版本など多彩な分野、絵の題材で活躍し、その名は広く海外にまでとどろきました。 両名の枠にとどまらないその魅力を、本展の監修を手がける新藤茂氏には「国芳の魅力」、河鍋楠美氏には「暁斎の魅力」として語っていただきます。
 
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【講師略歴】 新藤 茂(しんどう しげる)
昭和22年、浦和市(現さいたま市)に生まれる。東京理科大学理工学部数学科卒業し、現在東京理科大学公開講座講師《浮世絵と数学》早稲田大学エクステンションセンター講師《浮世絵》《歌舞伎》《落語》。毎月発行される歌舞伎座筋書表紙の構成や解説、歌舞伎座カレンダー「歌舞伎暦」の構成や解説、国立劇場プログラム「資料展示室」(役者絵)の構成や解説を担当し、浮世絵に関する発見が新開記事になるなど、浮世絵研究界だけでなく、その名が我々の目に触れる機会も多い。主著に『五渡亭囲貞〈役者絵の世界〉』(グラフィック社)。論文多数。 母方の祖先は、中仙道浦和宿本陣。
 
【講師略歴】 河鍋 楠美(かわなべ くすみ)
昭和6年、台東区根岸に生まれる。東京女子医科大学を卒業。昭和39年東京大学医学博士を取得し蕨眼科を開業する。帝京大学講師(現在は退職)。昭和52年に暁斎記念館を開館し、昭和61年に財団法人の認可を受け(財)河鍋暁斎記念美術館と改称する。大英博物館の暁斎展をはじめとして、数々の河鍋暁斎の展覧会に深く関わり、暁斎とその周辺の絵師の業績発掘に貢献した。また、自費出博する研究誌『暁斎』の発行は84号を超え、評価も高い。こうした功績が認められ文化ともしび賞(埼玉県知事)、第6回内山賞(日本浮世絵協会)など数々の賞を受賞している。 暁斎の曾孫にあたる。
 
 
 
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