 |
財団が助成する交通関係の調査及び研究の成果を論文要旨でご紹介しています。 |
|
|
|
|
助成番号 |
98_1_2_2 |
研究テーマ(和文)
|
路面電車の停留所周辺環境の安全性と快適性に関する調査研究 −長寿社会における都市内交通に関する研究− |
研究テーマ(欧文)
|
A Research on the Safety and Comfort at the Tram Station and around there : A Study on the Urban Traffic in the Aged Society |
研究代表者
氏名 |
カタカナ |
タナカ ナオト |
漢 字 |
田中 直人 |
ローマ字 |
Tanaka, Naoto |
研究代表者年齢 |
49 |
研究期間 |
1998〜2000年 |
報告年度 |
2000年度 |
研究体制 |
共同研究 |
研究代表者所属機関・職名 |
摂南大学 工学部建築学科・教授 |
|
|
※所属、氏名、年齢は助成対象決定時のものです。 |
|
|
本研究は高齢者や障害者の利用の視点から日本における路面電車の停留所及びその周辺環境の安全性・快適性の観点から現状を把握し、先進的な海外の路線の事例等も参考にしつつ、停留所やその周辺環境の安全性・快適性の今後の具体的設備方策を提案することを目的とし、以下の大きな流れに従って実施した。 |
|
(1)路線や停留所及び周辺環境の現状の把握 |
|
路線の現状については主に文献調査の結果から把握した。また停留所及び周辺環境の現状については現地観察調査の結果から把握した。この現地観察調査は国内の路線を中心として実施したが、これに加えて先進的な事例と思われる海外の路線についても現地観察調査を実施して、その結果を国内の観察調査の結果と比較検討した。 |
|
(2)停留所及び周辺環境の現状に対する利用者や事業者の意識 |
|
停留所及び周辺環境の現状に対する国内の路面電車の利用者や事業者の持つ意識をアンケート調査を実施して明らかにした。また、事業者に対するアンケート調査の実施に際しては、事前に一部の事業者に対してヒアリング調査を実施し、その結果をアンケート調査の調査票作成の際の検討資料とした。 |
|
(3)停留所及び周辺環境の現状やそれに対する意識を踏まえた提案 |
|
最終的に、これまでに行ってきた文献調査、現地観察調査、アンケート調査の結果を総合的に活用して、高齢者や障害者が路面電車停留所を安全・快適に使用できるための提案を行った。 |