古くから人々の往来とにぎわいを記憶する場所 | 旧万世橋駅

70年ぶりに公開される旧万世橋駅、交通博物館時代の遺構

旧万世橋駅ホーム部分をデッキとして整備

旧万世橋駅の開業時(明治45年)に作られたホーム部分を『2013プラットホーム』として整備、デッキとしてよみがえりました。高架橋にある旧万世橋駅のふたつの階段を通り、線路階にあるホームに上り、実際に駅構内を歩く気分で回遊できます。ホームではガラスに囲まれた展望カフェデッキが待っています。 中央線がすぐ両脇を行き交う、特別な空間です。

【 営業のご案内 】

名称  旧万世橋駅
住所  東京都千代田区神田須田町1−25−4(マーチエキュート神田万世橋内)

営業に関するお問い合わせ: 03-3257-8910(マーチエキュート神田万世橋)
歴史や展示に関するお問い合わせ: 03-5334-0623(東日本鉄道文化財団)

マーチエキュート神田万世橋(JR東日本ステーションリテイリング)
http://www.maach-ecute.jp/

階段・デッキ 公開時間 11:00〜22:30(日祝 20:30)
【ホーム上カフェ N3331は 11:00〜23:00(日祝 21:00)】
【LIBRARY(ライブラリー)は 11:00〜21:00(日祝 20:00)】

定休日  不定休(マーチエキュート神田万世橋の定休日に準じます。

【 施設概要 】

かつて、中央線の神田〜御茶ノ水間に、明治45(1912)年に開業した「万世橋駅」がありました。昭和18年に休止になりましたが、赤レンガの万世橋高架橋の中に、ホームや階段など、駅の施設が一部残っていました。
「旧万世橋駅」は、これら駅の遺構を再生し、歴史的価値ある遺構を随所にご覧いただける施設です。開業当時の姿をほぼ留めた「1912階段」や、交通博物館開館時に設けられた「1935階段」をはじめとする遺構を公開するほか、旧万世橋駅時代のプラットホームにデッキを設けた“2013プラットホーム”には、フリースペースやカフェがあります。 このほかにも、万世橋駅の足跡を今に伝える展示も実施しています。

【 旧万世橋駅の見どころ 】

■「旧万世橋駅 1912階段」

1912年(明治45年)4月、万世橋駅開業の時に作られた階段です。1936年(昭和11年)4月の鉄道博物館(後の交通博物館)開館後は、ホームから博物館に直接入館できる特別来館口として使われ、交通博物館時代は一部が休憩室として活用されていました。階段は、厚い花崗岩や稲田石を削りだした重厚なもので、壁面のタイルも、東京駅のレンガなどに見られる「※覆輪目地(ふくりんめじ)」という、高級な施工がされているのも特徴です。

1943年(昭和18年)に駅が休止してからは公にされることはなく、この度70年ぶりに公開されることになります。今回は高架橋の安全性を確保しながら、最大限原形の状態を保つことをコンセプトに、一部修復などを行いました。
※覆輪目地=タイルやレンガなどの仕上材の先端が丸みを帯びた形状に仕上げる工法

■「旧万世橋駅 1935階段」

鉄道博物館(後の交通博物館)の新館が、ここ万世橋駅に建設されることになり、新たに1935年(昭和10年)に設置。1943年(昭和18年)10月の駅休止までの間、ここが駅の階段として使用されました。
2006年(平成18年)の交通博物館閉館前は、期間、参加者限定でこの階段が公開されましたが、今回のように一般公開されるのは1912階段同様、70年ぶりとなります。
なお、階段の踏面はコンクリート、壁面のタイル目地も平目地と、駅開業時に設置された階段とは仕上げが異なっています。

また、この階段途中には、万世橋駅が休止になる直前に貼られたと思われる手書きのポスターの一部が、交通博物館の閉館直前までそのまま貼られていました。このポスターは交通博物館によって保存処理され、現在鉄道博物館に収蔵されていますが、今回この複製を、貼られていた場所に展示するほか、大型タッチパネルディスプレイを使った映像コンテンツ「MANSEIBASHI ARCHIVES(万世橋アーカイブ)」で、万世橋駅から交通博物館、そしてマーチエキュート神田万世橋に至るこの地の歴史を記録した、数多くの写真資料を自由にご覧いただける展示も行います。

■「旧万世橋駅 2013プラットホーム (カフェ・デッキ)」

1912年(明治45年)4月の万世橋駅の開業時は、近距離電車用の南側ホームと、長距離列車用の北側ホームの2面のホームがありました。しかし、御茶ノ水〜飯田町間の複々線開業と同時に北側のホームは撤去され電車留置線となりました。その後、交通博物館開館時には一部階段が撤去、新設され、駅休止後、上屋などは撤去されましたが、ホーム自体は撤去されず残されていました。今回、このホーム上を『2013プラットホーム』として整備し、デッキやカフェとしてよみがえりました。

デッキには、万世橋駅の駅名標を、鉄道博物館が収蔵するものを忠実に再現し設置したほか、今回の工事途中に発見された、万世橋駅時代のホーム上屋の基礎の一部を保存することになり、東北芸術工科大学 文化財保存修復センターで保存処理を行ったうえで展示しています。 (2014年1月から、再度保存処理を実施しているためご覧いただけません。3月頃から再度展示いたします)

■LIBRARY(ライブラリー) (マーチエキュート神田万世橋 内 N8区画)

万世橋駅周辺は明治〜大正時代にかけて交通の要衝として栄え、大衆文化が開花した歴史ある土地です。そのことを発信するライブラリーを、JR東日本ステーションリテイリングと共同で展開します。東日本鉄道文化財団が提供する万世橋駅ジオラマ模型展示や、iPadを活用した電子新聞「万世橋クロニクル」などデジタルコンテンツの公開している他、万世橋や周辺地域に関する書籍・グッズなども販売します。

■懐かしの交通博物館をあなたのiPhoneでAR体験!
―「万世橋・交通博物館 思い出のぞき窓」―

過去の姿を現地で追体験できるApple(※1)社iOS(※1)用アプリケーション「万世橋・交通博物館 思い出のぞき窓」を、無償で提供しています。
マーチエキュート神田万世橋やその周辺において、AR(拡張現実感)技術で、交通博物館があった過去の姿を、時間を超えてiPhoneやiPad(※1)の画面越しにバーチャルに体験できます。
この展示は、東京大学情報理工学系研究科 廣瀬・谷川研究室が推進してきた博物館で活用すべき新しいデジタル技術の開発に、財団が共同研究者として参画してきた成果で、(※2)今回科学技術研究費助成事業(※3)の一環として、市街地・商業施設などでの本格的なデジタル展示に向けて公開しているものです。

□アプリケーション配信URL
https://itunes.apple.com/jp/app/id739164204

□アプリケーション詳細ウェブサイトURL
http://manseibashi.com

※1 Appleは米国および他国のApple Inc.の登録商標です。iOSはCiscoの米国およびその他の国における商標または登録商標であり、ライセンスに基づき使用されています。iPhoneおよびiPadはApple Inc.の商標です。
※2 http://www.mr-museum.org/
※3 廣瀬通孝(研究代表者):基盤研究(A)「行動誘発型拡張現実感」,平成25年度〜平成27年度

【 アクセス 】

住   所
東京都千代田区神田須田町1丁目25番地4 (地図
交通機関
秋葉原駅
JR線 電気街口 徒歩4分
つくばエクスプレス A1出口 徒歩5分
東京メトロ日比谷線 3番出口 徒歩6分
神田駅
JR線 北口 徒歩6分
東京メトロ銀座線 6番出口 徒歩2分
御茶ノ水駅
JR線 聖橋口 徒歩6分
東京メトロ丸の内線 1番出口 徒歩8分
新御茶ノ水駅
東京メトロ千代田線 A3出口 徒歩3分
淡路町駅
東京メトロ丸の内線 A3出口 徒歩3分
小川町駅
都営新宿線 A3出口 徒歩3分
岩本町駅
都営新宿線 A2出口 徒歩6分
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休館日カレンダー
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開館時間

月〜土/11:00〜22:30

日祝/11:00〜20:30

お問い合わせ

東京都千代田区神田須田町
1−25−4
(マーチエキュート神田万世橋内)

【営業】TEL : 03-3257-8910
(マーチエキュート神田万世橋)

【展示】TEL : 03-5334-0623
(東日本鉄道文化財団)