明治期に日本の近代化を牽引した鉄道の発展と影響|旧新橋停車場

流線形の鉄道
1930年代を牽引けんいんした機関車たち

2019年7月9日(火)〜10月14日(月・祝)
貨物ステーション カモツのヒ・ミ・ツ

新幹線や特急列車などの速達性を重視する列車のデザインに用いられる流線形。これは、鉄道利用者をより速く目的地に着けるよう、走行時における車両の空気抵抗を減らし、速さを追求した形です。
流線形の歴史を紐解くと、世界的に乗り物の高速化が盛んに競われるようになった1920年代後半にさかのぼります。「速さ」や「未来感」を彷彿させる流線形は、1930年代に世界的な流行現象となり、乗り物のみならず家具や家電といった日用品のデザインにも用いられるようになりました。
日本では、1934年に鉄道省が既存のC53形式蒸気機関車の原設計を変更し流線形の鉄道が誕生しました。その後、C55形式蒸気機関車やEF55形式電気機関車が誕生しました。従来の蒸気機関車の容姿とは全く異なる流線形の機関車は、各地で話題となり、子供たちをはじめ多くの人々の注目を集めました。
本展では、現在も高速鉄道のデザインに用いられている流線形の系譜の中で、1930年代の流線形の鉄道に焦点を当てて皆さまにご紹介いたします。

休館日カレンダー
Calendar Loading
開館時間

10:00−17:00
※入館は閉館15分前まで

休館日

毎週月曜日(ただし、祝祭日の場合は開館、翌火曜日が休館)
年末年始(12月29日〜1月3日)
展示替え期間中
設備点検時

入場料

無料
※30人以上の団体は、事前にご連絡
ください。

お問い合わせ

旧新橋停車場 鉄道歴史展示室
Tel. 03-3572-1872
〒105-0021
東京都港区東新橋1-5-3

取材対応
東日本鉄道文化財団
Tel. 03-5334-0623 Fax. 03-5334-0624
〒151-0053
東京都渋谷区代々木2-2-2