鉄道と制服
〜ともに歩んだ150年〜

1872(明治5)年10月14日、新橋〜横浜間に日本で最初の鉄道が開業して以来、昨年で150年を迎えましたが、鉄道の長い歴史はそのまま制服の歴史にもなり得る深い関係があります。制服は「鉄道営業法」(1900年公布の現行法)という法律により、旅客及び公衆に対する職務に従事する職員について着用が義務付けられています。
鉄道開業当初、最初に定められた制服はわずか6種でしたが、その後の鉄道の発達や世相を反映しながら度重なる改定を繰り返し、今日に至っています。本展では、明治以来の国有鉄道およびJR東日本の制服を中心に、鉄道の歴史をふまえながら制服のたどってきた道のりを振り返ります。