古代文字瓦の世界
−住田コレクションを中心として−
2019年10月29日(火)〜2020年1月26日(日)

海事史・法制史学者として知られる故住田正一博士(1893〜1968)は、古瓦研究者としても活躍され、全国の寺院跡を踏査して蒐集した資料は学術的にも評価が高く、日本一のコレクションといえます。
企画展では、ヘラで文字を記した「文字瓦」、特に女性名の文字瓦にも焦点をあて、発掘調査で出土した見る機会の少ない文字瓦も展示し、女性の仏教信仰に対する関心が高かったことも垣間見ます。