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第12回 浮世絵アヴァンギャルドと現代 |
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2003年10月28日(火)
「浮世絵アヴァンギャルドと現代」
講師:横田洋一(関東文化大学文学部比較文化学科教授) |
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講師:横田洋一(関東文化大学文学部比較文化学科教授)
日時:2003年10月28日(火) 14:00〜16:00
会場:東京ステーションホテル
主催:東日本鉄道文化財団 |
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浮世絵は、大衆の要望や欲望を積極的に取り入れ、アカデミックな画派にはない気ままさで、新しい感覚を自由に盛り込んで制作されました。狩野派などの他派の画法や情報を取り入れることは、“流行した世俗のさま”を写す浮世絵にとってごく当たり前のことであり、決してタブーではなかったのです。こうした浮世絵独自の性格こそ、現代に通じる先進性を生み出す原動力にもなっていったといっていいでしょう。
本講座は、9月27日より東京ステーションギャラーで開催中の『浮世絵アヴァンギャルドと現代』展の監修・総論を手がける横田洋一氏に、日本が世界に誇る文化“浮世絵”のアヴァンギャルド性についてお話していただくとともに、西洋と日本の感覚の狭間に生まれた明治石版画の独特な子供表現、現代にみる奈良美智の「UKIYO」と浮世絵の相互関係にも触れていただきます。 |
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【講師略歴】 横田洋一氏(よこた よういち)
1941年群馬県生まれ。上智大学文学部新聞学科卒業。早稲田大学第一文学部美術専修卒業。神奈川県立歴史博物館専門学芸員を経て、現在関東文化大学文学部比較文化学科教授。 関連著述 『消された春画』(共著、新潮社、2002年) 『王家の肖像…明治皇室アルバムの始まり…』(監修・著、神奈川県立歴史博物館、2001年) 『明治の石版画より―笑う子どもたち―』(論文「神奈川県立歴史博物館研究報告26」、2000年) 『浮世絵明治の競馬』(共著、小学館、1998年) 『横浜浮世絵と空飛ぶ浮世絵師五雲亭貞秀』(監修・著、神奈川県立歴史博物館、1997年) 『没後70周年記念モネと水辺展』(共著、毎日新聞社、1997年) |
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