参加作家

Mana

高度経済成長期を支えた京浜工業地帯の人々が行き交った鶴見線の終着駅。昔は駅舎内に 自宅と同じように庭や池をつくり、利用者に安らぎを提供していました。しかし、時代が 変わり、無人駅となって手が行き届かなくなった池や植物は忘れられようとしています。 植物たちを再生させて癒しの駅にしようとする女流造園家の作品です。

作品展示駅 扇町駅

電車の時刻表

略歴

1970
東京生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業後、アシスタントを経て フリーカメラマンとして独立。
2004
ソロプロジェクト『Mana』としてアーティスト活動を開始。作品制作の傍らアル バイトとして長久保造園土木で働き始める。 写真展「Whole View」銀座 space kobo&tomo 銀座エルメス主催「小粥丈晴展」レセプションパフォーマンスにダンスパフォー マーとして参加。
2006
写真、音楽、プラネタリウムによるアートコラボレーションイベント「If I Could Only Remember Seeing」主催。東京浅草アサヒアート・スクエア。著書「がん ばらない」の鎌田先生が名誉院長を務める長野県諏訪中央病院にて同時開催。
2007
視覚と音響により重力を解放する実験インスタレーション「BAB-ILIM CAFE」主 催。東京三宿「kong-tong」 人間主観のみに定義された庭ではなく、自生する植物や既存の庭の生命力など不 確実なものと人間の関係を調和した植物との表現を始める。

植物観察日記

9月30日

猫の見守る中「密の門」の溶接をして頂きました。ついこの間まで頭の中にあったビジョンが、気がついたら目の前に!!時間が早くなっているようですね、不思議。

9月23日

今日は祭日。意外にもいろんな人がカメラを持って扇町に訪ねて来ることにびっくり!扇町はこの京浜工業地帯の無機質な環境であるにもかかわらず不思議な存在感と空気感があり、人々を引きつけるのですね。猫、亀、植物という有機的な生命の力に鍵があるようです。とにかくここの猫たちは毎日みんなにかわいがられまくり、のびのびと自由に無邪気で本当に幸せそうです。警戒心0です。亀もお祭りの緑亀が今や30センチをゆうに超えてます。厳ついおじさまたちも赤ちゃん言葉で愛情全開です。この生物を愛でる気持ちが駅の空気となり、ホンワカ落ち着く場を作っているのです。ほんとに不思議な場所です。。

9月13日

清掃から何日かたったある日、20年ぶりによみがえった池にどなたかが放した金魚が!!んー、うれしいです。確実に駅に変化が生まれています。
せっかくなので生態系の宇宙を創るためにタニシを投入することにしました。タニシはうちの近所の六郷用水から少しお引っ越しさせて頂きました。

3月

扇町駅施行前