東京 王子狐の行列の保存と後継者育成
 
東京都北区王子

王子地区では昭和48年から伝説に基づく「狐ばやし」を行っていたが、平成5年より毎年大晦日の除夜の鐘を合図に狐の装束を着た行列を伝承行事として行っている。
地域住民がボランティアで指導を行っているが、地域の子供たちやその親たちが後継者として育ちつつある。指導講師の依頼を引き続き行い後継者育成を充実させたい。

平成25年度の助成では20周年の記録をまとめることができた。地元に古くから伝わる伝説について、また現在までの活動を紙面に編集することで、狐の行列を記録として残し、後世へ引き継ぐ資料として有用となった。

平成27年度は長年の課題であった装束稲荷本殿と社務所の瓦屋根等の修繕や提灯等の購入を行い事業の集大成としたい。
 
東京 王子狐の行列の保存と後継者育成