東北
日本短角種剥製展示による和牛文化発信事業

岩手県 奥州市

推薦箇所:JR東日本盛岡支社

和牛品種のひとつ、日本短角種は、江戸時代に盛岡藩で鉄鉱や塩の運搬で活躍した「南部牛」をルーツに持ち、夏は放牧、冬は畜舎で飼育される「夏山冬里」方式の伝統的な飼養方法で生産されている。また、岩手県久慈市で開催されてきた平庭闘牛は、運搬の際の群れ編成で行われる「牛の角突き」から始まった。東北地方の自然風土や、南部牛の歴史を象徴する唯一無二の存在である日本短角種であるが、その飼養頭数は令和6年度現在全国で6,000頭を切り、和牛の中でも0.3%に過ぎず、品種存続が危ぶまれている。

本事業では、日本で唯一の牛専門の博物館である「奥州市牛の博物館」に、新規制作を行う日本短角種の剥製を展示し、国内外からの来館者に東北地方の歴史と風土に根付いた品種と飼養方法を紹介する。加えて、いわて平庭高原闘牛会の協力を得て、横綱の面綱、勢子の半纏など、闘牛関連資料を収集し、闘牛の文化を紹介する。

日本短角種剥製展示による和牛文化発信事業
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