高崎 桐生織物記念館保存修理事業
 

群馬県桐生市  

桐生織物記念館を建築した織物同業組合は、明治11年1878年桐生会社に始まり幾多の変遷を経た後、昭和17年1942年戦時下に各工業組合が解散統合され、昭和62年桐生織物協同組合として統合され現在に至っている。

桐生織物記念館は織都桐生の産業界の主導的立場にあり、大恐慌よりいち早く脱した織物同業組合の威信を掛け群馬県土木課営繕係の設計により、桐生市内の洋風建築を多く手掛けた株式会社小川組桐生出張所の施行により昭和9年組合事務所として建築された。

平成26年度は屋根修理・小屋組構造部分修理を行い、モダンな姿を後世に残したいと考えている。