仙台
合戦原遺跡横穴墓出土装飾付大刀復元品製作業務

宮城県 山元町

東日本大震災により甚大な被害を受けた山元町では、復興事業に伴い、発掘調査を実施している。平成26〜28年度に発掘調査を実施した「合戦原遺跡」で発見された「金銅製装飾付大刀」は、「線刻」による多様な図文が描かれた横穴墓(合戦原遺跡38号横穴墓)から出土した副葬品で、その特徴から飛鳥時代頃に製作されたものと推定される。東北地方における過去の出土事例と比較しても、その遺存状態は非常によく、今後、県・国等の指定文化財に指定される可能性が高い逸品でもある。

今回の支援では、実際に触れることができる展示・公開に向け、同大刀の当時の様子を再現した「復元品」を製作する。

合戦原遺跡横穴墓出土装飾付大刀復元品製作業務
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