仙台
大越町鬼五郎幡五郎和太鼓修繕整備事業

福島県田村市

この地には、一千二百年も昔より、早稲川の里の長である兄の鬼五郎が、陸奥の平定を大義に攻め入った坂上田村麻呂によって討たれるが、残った弟の幡五郎が、立派にこの地を治めたとの伝説が語り継がれている。愛するふるさとのため、勇敢に戦い抜いた兄の鬼五郎と、兄の遺志をつぎ、豊かな早稲川の里づくりに励んだ弟の幡五郎の姿に学び、平成2(1990)年に大越町鬼五郎幡五郎和太鼓保存会が創立された。

20代から30代が中心となり、近年では、市内の幼稚園や高校での太鼓指導を実施し、次世代を担う人材の育成にも精力的に活動している。

本事業では、経年劣化による損傷や摩耗、破損などが生じていることから、長胴太鼓両面の革の張り替えを行いたい。

大越町鬼五郎幡五郎和太鼓修繕整備事業
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