仙台
観音寺観音堂山門修理事業

山形県白鷹町

観音寺観音堂は、山形県内最古の木造建築物といわれ、重要文化財に指定されており、観音堂境域は、修験道の地としてその名残がみられる。現在の参道は、今から360年程前に寄進され、自然石で構築された108段の石段がある。登りきると茅葺屋根の山門があり、この山門も古く、建立年代が桃山期と推定されている。

観音寺観音堂境域は、観音堂とともに、地元保存会が中心となり、整備保存を行っている。平成28(2016)年度〜平成29(2017)年度には、2年にわたり、国・県・町の支援により、観音堂の屋根修理工事を行ったが、山門は修理がなされていない。

本事業では、経年劣化で屋根の変形や破損、雨漏りがみられる山門屋根を修理し、この歴史的建造物の文化財としての価値を伝えていきたい。

観音寺観音堂山門修理事業
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