仙台
高倉人形・人形浄瑠璃保存継承事業

福島県郡山市

日和田町高倉地区には、江戸時代中頃より「高倉人形」と称される人形浄瑠璃一座があり、遠くは仙台・会津・水戸まで巡業し、人気を博した。一座は明治26(1893)年頃に廃絶したが、人形や道具だけが残され、昭和30(1955)年に、福島県重要有形民俗文化財に指定された。

人形浄瑠璃の文化が途絶えてから、120年余。この地元の伝統文化を復活させ、後世に伝えるために、平成29(2017)年から「人形浄瑠璃ワークショップ」を実施し、子供から大人まで、住民が主体となり、人形浄瑠璃の伝承者となるべく活動している。

しかし、浄瑠璃の演目にあった人形がないため、十分な稽古ができない状態が続いており、本事業では、現在稽古している演目の役にあった人形や道具の修繕及び制作を望んでいる。

高倉人形・人形浄瑠璃保存継承事業
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