玉龍院五百羅漢像補修事業
 

山形県高畠市

曹洞宗玉龍院は天文2年(1532)開山。

境内には本堂、庫裏、羅漢堂があり、五百羅漢像は京都五条の仏師庄司覚太一門の作で天保6年(1835)海路により酒田へ、最上川を遡り長井の宮を経由し金原に至り弘化3年(1846)羅漢堂の完成後安置され、天保2年(1831)十六羅漢像、嘉永2年(1849)三十三観音像がそれぞれ安置された。

本事業では東日本大震災により五百羅漢像の多くが破損したため、その修復を行い、地元の宝を末永く残していきたいと考えている。

 
玉龍院五百羅漢像補修事業