蔵王の朱い鳥居修復事業
 

山形県山形市

680年奥羽山脈の宮城県側の不忘山に権現社(後の刈田嶺神社)が建立され、その後修験道の修行の場となる奥羽山脈は「蔵王山」と呼ばれるようになった。蔵王山の山形県側に708年熊野神社、834年頃酢川神社、851年慈覚大師により「瀧山」(りゅうざん)が開山すると、瀧山(本宮)、酢川神社(口ノ宮)、熊野神社(離宮)の三社一宮となった。

昭和27年(1952)に熊野神社は蔵王山神社へと改名し、蔵王山のふもとに昭和43年、蔵王山神社一の大鳥居として朱い鳥居が建立され、蔵王山のみならず山形県のシンボルとして県内外より多くの観光客が訪れている。

・本事業では塗装が剥離し、破損・崩落のある鳥居の改修を行う。

 
蔵王の朱い鳥居修復事業