小野川温泉自然景観整備事業
 

山形県米沢市

小野川温泉は834年に小野小町が旅の途中に発見したといわれ1200年の歴史をもつ。また、戦国時代には米沢を治める伊達政宗も湯治を行うなど、歴史的にゆかりがある温泉地である。

江戸時代上杉鷹山が米沢藩の財政改革を行い支出削減のため藩内での自給自足をめざし、その一環として小野川温泉の温泉水で塩を製造させていた。西浦池公園はその塩田跡地であったが、明治時代に公園として整備され、昭和の高度経済成長期に入ると池は埋め立てられ、現在は駐車場となっている。

本事業において西浦池の復元再生工事を行い、地域の人々に親しまれる公園を復活させたい。

 
小野川温泉自然景観整備事業