山形県南陽市 宮内熊野神社は日本三熊野の一つとされていて、社伝で最も古い記述は、大同元年平城天皇の勅令により紀伊国熊野権現の勧請を受けて再興されたとするもので、それより前の国分寺建立のときに創建されたものと推定されます。
宮内地区の伝統行事である夏の祭礼神事獅子頭は、木造漆塗で14世紀中頃の作と推定され、頭頂に平安後期頃の鏡が埋め込まれています。
本事業は東日本大震災で損傷したこの獅子頭を修復していきます。