大宮 日光山輪王寺大猷院二天門仏像修復事業
 

栃木県日光市

徳川家光を祀った大猷院にある日光山内で一番大きい二天門は、慶安4年1651年、表側に四天王のうちの「持国天」、あまのじゃくを踏みつけている「広目天」が徳川家光公逝去に伴い造像され、寛永13年1636年東照宮陽明門守護神として造営当初から裏側の赤い「雷神」、青い「風神」と、4つの像が配置されている。

二天門は文化庁等の支援を受けているが、これらの仏像は重用文化財の指定を受けていないため劣化が著しい。

平成28年度も引き続き像の修理・修復を行うことで、二社一寺の世界遺産をもつ国際観光都市日光の貴重な文化遺産、伝統芸能の保存、継承を支援していきたい。