長野 下諏訪町中山道景観保存事業
 
長野県下諏訪町   中山道伏見屋邸土蔵保存整備委員会

下諏訪町では、高齢化や担い手不足により、「下諏訪町屋様式」の特色を色濃く残す歴史的な建造物や、諏訪信仰にまつわる様々な伝統文化が減失し、良好な歴史的風致も失われつつあります。このような状況の中、地域住民やNPO法人と中学生との協働による街並み保存の取り組みが始まり、自治体と住民や事業者との協働の事業が進んでいます。中でも伏見屋邸(旧中山道沿線にある明治20年建築の下諏訪町屋様式の特色を随所に色濃く残す伏見屋邸(屋号))の母屋および土蔵について、建築当初の間取りを復元する修理事業を推進するほか、沿線の観光資源・歴史文化等を紹介する説明板を各所に設置し、下諏訪の歴史文化に理解を深めてもらう事業を展開します。