長野
旧林家住宅応急修繕事業

長野県 岡谷市

旧林家住宅応急修繕事業は、明治9(1876)年に天竜製糸所として創業した初代林国蔵の旧住宅で、明治40(1907)年に上棟した木造切妻造り瓦葺2階建て離れなど6棟からなる。この建物の特徴は、離れは座敷と洋館が一つ棟に造られていることと、洋館の中に洋間と隣り合わせた茶室が設けられていることである。これは、世界に目を向け外国の客人のもてなしに心配りをしたためと言われている。屋敷全体が良好に保存され、伝統的な形式を継承しつつ、高度な技術が隅々まで発揮されている。

今回の支援では、離れ浴室及び主屋下屋屋根修繕工事を行う。

旧林家住宅応急修繕事業
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