長野
「常田獅子」保存伝承事業

長野県上田市

常田獅子は、真田昌幸が上田城築城の折、常田村と房山村が共に召され、地固めの式に獅子舞を奉納したことに始まる。常田獅子と房山獅子を総称して上田獅子といい、三人で舞う一人立ちの三頭獅子である。

常田獅子の長旈旗の作成年代は不明だが、かなりの年数を経たものであり、常田獅子が出場の際は、道行と称して、必ず常田獅子の長旈旗を支え持った旗手が先頭に立ち、総勢80名〜150名を従えての大きな行列となる。

本事業では、これまで使われてきた常田獅子長流旗を額装し、保存するとともに、改めて長流旗を新調し、あわせて半襦袢・腰紐の補充も行いたい。

「常田獅子」保存伝承事業
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