江名の獅子舞保存継承事業
 

福島県いわき市

福島県沿岸部は震災による津波の影響や原発による避難地域となっており、無形民俗文化財の存続が危機的状況にあるため、本事業において備品の修繕等を行い次世代への継承に繋げていきたい。

大漁や五穀豊穣を願い江戸時代より300年以上も伝わる伝統行事で、諏訪神社の8月の祭礼に奉納されてきた。大正時代に休止と再興を繰り返し、約80年間は下高久の氏子により伝承されてきたが、近年は下高久の指導により江名の子供たちが三匹の獅子舞を披露しており着実に次世代への継承が行われている。

いわき市指定無形民俗文化財

本事業では獅子頭の修復、塗替を行う。

 
江名の獅子舞保存継承事業