|
山ノ内町指定天然記念物である稚児池湿原は志賀高原の焼額山山頂、標高 2,009m に位置する高層湿原で、山頂には澄んだ水の稚児池がある。稚児池には流出入する川はなく、底に厚く蓄積された泥炭が不透水層(水を通さない火山灰層)となり、雪解け水や雨水といった無機の降水のみを溜め込んでいるとても珍しい池で、池周にはモウセンゴケが群生し、オオシラビソやコメツガなどの原生林が広がっており、グリーンシーズンにはトレッキングが楽しめるように遊歩道が整備されているが、木道の経年劣化やシロアリ被害などにより修繕が必要な状況である。
本事業では、安全で安心して散策ができるよう環境整備をすることで、夏の観光シーズンにおける誘客を図る。稚児池及び湿原に敷木(T6p×W30p×L8m 2列)の遊歩道約800mが設置してあるが、腐食や熊による破損により106枚の敷木の撤去・交換等(総事業費1,304万円)を実施予定。
|