伊王野温泉神社付け祭りは、伊王野温泉神社例大祭の付け祭りとして江戸時代末期から伊王野地区の五穀豊穣、無病息災、町内安全に対し感謝を込めて約200年受け継がれている祭典である。当祭典の起源は伊王野氏のお家断絶により幕府直轄となり江戸の文化が入りやすくなったことが始まりではないかとされている。
祭典は11月2・3・4日で宵祭、本祭、笠抜きと3日間行われ、囃子連を乗せ町内を練り歩く。祭りの見どころは、上町、下町の2台の山車が両町の境目で出会い、はやしを競い合うところである。この出会いが祭り期間中に4回あり、現在では町内外から多くの観覧者が訪れるようになっている。
今回の支援により、祭りで使用する太鼓の修繕、提灯の新調を実施する。
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