千葉
八幡太郎義家山車人形保存整備事業

千葉県佐倉市

「佐倉の秋祭り」は明暦年間(1650年代)から佐倉地区で継承されている祭礼で、平成28年(2016)に認定された日本遺産「北総四都市江戸紀行・江戸を感じる北総の町並み」の構成文化財の一つ。

旧佐倉道沿いの新町六町及び弥勒町では、明治初期に日本橋方面から、江戸時代に天下祭り(山王祭)等で使用されていた山車人形や江戸型山車等の祭礼用具を購入し、現在まで受け継いでいる。

弥勒町では、江戸の名工・人形師の仲秀英が明治7年(1874)に制作した「八幡太郎義家」の山車人形、江戸型山車等の祭礼用具を所有し、曳きまわしを行っている。

本事業では、地域の祭礼文化の継承、観光振興のため、曳きまわし用の人形頭(複製)を制作して祭りで使用し、制作当時の人形頭は保存継承して美術館等での展示に活用したい。

八幡太郎義家山車人形保存整備事業
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