千葉 鋸山、房州石の歴史的遺構修復事業
 
千葉県富津市

房総半島の中西部、東京湾を富津市金谷地区に位置する鋸山は、その個性的な雄姿から房総三名山と称せられ房総を代表する景勝地として人気を博している。

その鋸山では江戸時代後期より房州石の採石が行われ、町民の8割以上が石切の仕事に関わっていた。その後、セメントに代わり昭和60年に廃業したが、現地に残る石切り場や遺構は貴重な産業遺産であり、本事業を通じ観光振興・地域の活性化に役立てるためにも支援していきたい。

平成27年度は平成26年度に引き続き鋸山登山道周辺の石切場遺構の修復を行う。