千葉
日枝神社拝殿修復事業

千葉県 南房総市

日枝神社は、平安時代前期の延喜元(901)年の創建で、山の地主神で農耕を司る神でもある大山昨命(おおやまくいのみこと)が祀られている。向拝(ごはい)の彫刻は、全国的にも有名な千倉の名工、初代後藤義光の作で、中備(なかぞなえ)の「子引き龍」、海老虹梁(えびこうりょう)は「波に千鳥」、向拝(ごはい)柱肘木(ひじき)に「波に鯉」「波に亀」「籠堀(かごほ)り」、手挟(たばさ)みに「桐に麒麟」「桐に鳳凰」、木鼻(きばな)には「振り向き獅子」が組み込まれている。また、拝殿正面の社号額は勝海舟の揮毫(きごう)によるものである。

今回の支援では、2019年の台風で大きな被害を受けた拝殿の修復工事を行う。

日枝神社拝殿修復事業
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