千葉
千葉県指定文化財「三柱神社本殿」等再建事業

千葉県 富津市

三柱神社は、養老3(719)年の創建と伝えられ、安房大神(天太玉命=あめのふとだまのみこと)、天比理刀当ス(あめのひりとめのみこと)、下立松原神(天日鷲命=あめのひわしのみこと)を祀る神社で三社大明神、三所大明神ともよばれる。構造は、身舎と向拝の屋根が一体となっている三間社流造で、屋根は柿葺とし、基壇は石造の亀腹である。間取は身舎内が1間で、正面3か所に板扉を設け、他の周囲3面は板壁、前面および左右に切目縁を廻らし手すりをつけ、側面の縁の突き当りに脇障子をたてている。正面には5段の階段をつけ、その周囲に浜床を設置している。

今回の支援では、2013年10月の台風で大きな被害を受けた復旧の一環として、柱及び軒廻り等の塗装工事を行う。

千葉県指定文化財「三柱神社本殿」等再建事業
千葉県指定文化財「三柱神社本殿」等再建事業
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