関東
千葉県指定文化財「三柱神社本殿」等再建事業

千葉県 富津市

推薦箇所:JR東日本千葉支社

三柱神社は、養老3(719)年の創建と伝えられ、安房大神(天太玉命=あめのふとだまのみこと)、天比理刀当ス(あめのひりとめのみこと)、下立松原神(天日鷲命=あめのひわしのみこと)を祀る神社で三社大明神、三所大明神ともよばれる。構造は、身舎と向拝の屋根が一体となっている三間社流造で、屋根は柿葺とし、基壇は石造の亀腹である。近世初期の様式が随所に見られる社殿であり、棟札の写しによると寛文10(1670)年の造営とされている。

平成25年10月16日の台風26号の豪雨により裏山の斜面表層が崩れ、指定物件である本殿のほか覆屋、幣殿、拝殿が被災した。

今回の支援により、前年度までに引き続き復旧の一環として、覆屋の材料の加工と軸部組立、壁板張りを除く造作などの木工事を行う。

千葉県指定文化財「三柱神社本殿」等再建事業
千葉県指定文化財「三柱神社本殿」等再建事業
[閉じる]