秋田
大日堂舞楽保存伝承事業

秋田県 鹿角市

大日堂舞楽は八幡平地区の大日霊貴神社で毎年1月2日に、国土安土、五穀豊穣、無病息災などの祈りを込めた舞を奉納する。養老年間(717〜724年)に都から下向した楽人によって伝えられた舞楽が起源といわれている。

大日堂舞楽は本舞と呼ばれる7つの舞と本舞の前に行われている神子舞、神名手舞の2つが伝承されている。本舞は、小豆沢に「権現舞」と「田楽舞」、大里に「駒舞」「鳥舞」「工匠舞」、長嶺に「烏遍舞」、谷内に「五大尊舞」がそれぞれ伝承されている。1976(昭和51)年に国の重要無形民俗文化財に、2009(平成21)年にユネスコ無形文化遺産に登録された。

今回の支援では、谷内集落で使用している装束の新調を行う。

大日堂舞楽保存伝承事業
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